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2021年度 卒園式を執り行いました。 - じゅばりーインターナショナルプリスクール

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2021年度 卒園式を執り行いました。

作成日:2022年03月18日(金)
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卒園式

2022年3月12日 2021年度卒園式を行いました。

以下、園長の祝辞です。

『桜の便りが待たれる季節となりました。 
卒園される園児のみなさん、ならびに保護者の皆様、本日はご卒園、誠におめでとうございます。

K2クラスK3クラスのお友達みんなで、いろんな色、いろんな形、いろんなサイズの花を折り紙で作りました。

『花屋の店先に並んだ、いろんな花を見ていた。ひとそれぞれ好みはあるけど、どれもみんなきれいだね。この中で誰が一番なんて、争うことをしないで、バケツの中、誇らしげにしゃんと胸を張っている。

世界に一つだけの花。一人ひとり違う種を持つ、その花を咲かせる為に一生懸命になればいい。ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン。

世界中では、20万以上の種類の花があるそうです。一生を土の中で過ごす花、2日間しか咲かない花、3.5メートルもある大きな花。花は、咲かせる為に一生懸命です。甘い蜜を出したり、においを出したりして、虫たちを呼び、受粉を手伝ってもらいます。珍しい花があり、どこででも見かける花もありますが、どれがナンバーワンかと、格付けをする人はいません。どれもみんなオンリーワンだからです。K3クラスの皆さんを見ていて、この曲は皆さんを表しているなあと思っていました。

性格も、得意も不得意も違う皆さんは、なんでそんなこと言うの?と意見が食い違ったり、なんでそんなんするの?と分からなくて喧嘩になったりすることがありました。でも数分後、みんなで大笑いする声が聞こえてくるのです。じゃれ合って、冗談を言って、笑って、泣いて。一緒に喜び、一緒に悲しむこともありました。意見が合わない時、うまくいかない時、たくさん話し合って解決して来ました。その経験を通して、お友だちを思いやること、認め合うこと、協力し合う楽しさなど、多くのことを学んでくれたことと思います。

こうして全員のお顔を見れるのは、今日が最後になりました。4月からみんなそれぞれ違う小学校へ進学します。お友達に優しく、思いやりを持って接することを忘れず、楽しい小学校生活を送ってください。

改めまして保護者の皆様、本日は本当におめでとうございます。

新しい園舎で、園児さん達といろんなことをしたいと、ワクワクしながら計画し、設計しました。しかし引っ越し直後より、コロナ感染症拡大により、行事が中止になったり、縮小を余儀なくされた2年間でした。

保護者様には、お忙しい中、これまで園運営に対して、寄せていただきましたご支援と、ご厚情に深く感謝申し上げます。大切なお子様をお預け下さり、ありがとうございました。子どもたちの大切な時期の成長を共に見守り、携わることが出来ましたことを嬉しく思います。

私たちは、個性を大切にしながら、社会で生きる力を身につけるため、一人ひとりに寄り添う保育をさせていただきました。あっという間の日々でしたが、子どもたちが、立派にたくましく成長していく姿を通して、私自身も多く学ばせていただきました。今日、卒園という節目を迎え、私たち教職員一同、卒園式を取りおこなうことができることを嬉しく感じております。

これから、小学校へと進んでいきますが、それぞれの能力を十分に発揮し、小学校生活を楽しんでくれることを願っています。

では、お祈りを致します。

天の神様、いつも愛し、支え続けて下さりありがとうございます。ここから旅立つ一人一人には、いろんな人生が待っているでしょう。素晴らしい出会いがあるでしょう。毎日充実した日々を過ごすことが、出来るでしょう、しかし、今までに出会ったことのない困難に、ぶつかることが、あるかもしれません。そんな時、『私は決してあなたを離れず、あなたを捨てない』と約束して下さる神様が、そばにいて安らぎを与え、励ましてください。神様の恵みと、慈しみと、平安がいつも子どもたちと、そのご家族の上にありますように。

主イエスキリストのお名前によって、お祈りいたします。アーメン。

最後に

これから、さらに大きな大地に葉を広げ、オンリーワンの花、人生の花を咲かせてくれることを信じて、お祝いの言葉とさせていただきます。』

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